自己犠牲

今日は「自己犠牲」という概念について感じたことを書いてみます。
誰かのために自分を犠牲にする…これは美徳として人類が語ってきたこと…しかし、新しい波動の地球はこの概念をサポートしません。というのも、目覚めのサイクルに突入した地球では、他人も自分も両方が含まれなければならないからです。

「自分が我慢すればこの場は収まる」とか「自分の幸せは後回しにして、子どもや親、恋人などなどを最優先する」のではなく、自分も大切にして且つ周りも大切にすることが重要になってきます。逆を言えば、「自分さえよければ周りはどうでも良い」「自分のために他人を利用する」ということも難しくなってきます。今までは、自己犠牲と自己中心の極側でバランスがとられて来ました。これからは真ん中ゼロポイント付近でエネルギーバランスが取れる構造に、時間をかけて変化していく…と私は感じています。

もちろん自己犠牲が一概にダメといっている訳ではなく、美徳として自分の外側に存在する概念を「何も検討せず、感じずに受け入れる」のが問題であり、差し迫った状況の中、自分の内側のエネルギーと一致した行動が、表向き「自己犠牲」に見える形を取ることはあるでしょう。しかし必要なのはやはり、一瞬であっても自分の中に存在する高次のエネルギーを掴み取ることです。

目覚めを選んだ人たちは、内なる自分・ハイヤーセルフと調和する訓練をしていることと思います。同時に今後必要のない重いエネルギーを手放す辛い過程を経験しているかもしれません。ハイヤーセルフと調和するには自己受容・自己愛を高めないと難しいと思いますが、少なくとも安易な自己犠牲を選ばない選択を続けて参りましょう。